![](https://www.gullivlog.com/wp-content/uploads/2021/04/GLK.jpg)
今回は輸入プレミアムコンパクトSUVのご紹介です。
まず今回のポイントは目の錯覚かと思うほどのボリューム感です。
![](https://www.gullivlog.com/wp-content/uploads/2021/04/メガパンケーキ.jpg)
実際の車のサイズは数字的には大して大きい部類ではなく
ジャンル分けすればコンパクトSUVなのですが、見た目の押し出し感、
ボリューム感が実際の寸法以上なんです。
男性が満足できるボリューム感、押し出し感と
初心者や女性でも運転しやすいコンパクトな取り回しやすさを両立している
数少ないというより唯一の他に類を見ないコンパクトプレミアムSUVです。
![](https://www.gullivlog.com/wp-content/uploads/2021/04/トラック小回り.jpg)
その車の名前はメルセデスベンツGLKクラスです。
でもベンツですから高いんでしょ?と思いますよね。違うんです。
あるんですよお値打ちなベンツが。それには理由もありまあすけどね。
古臭く見えない、実際はコンパクトなんだけどそれを全く感じさせない
トリックアートのようなエクステリア。エクステリアというのは外からの見た目のことです。
今では少なくなった比較的角張ったカクカクした外観で、
このカクカク感が好きな方もいると思います。それでいてお値打ち。
コンパクトとは言っても、ラゲージスペース(トランク部分)はキャンプに行ける広さです。
![](https://www.gullivlog.com/wp-content/uploads/2021/04/GLK前期 ラゲッジ.jpg)
GLK前期のラゲッジです。
もう買わない理由がどこにありましょう。
ベンツのいかにも感というか成金感が気に入らないという方は一定数いるようですが。
その成金感が好きな方もいますので。
好きな方は成金感とは言わずに高級感とかゴージャスだとか言われるんでしょうけどね。
ここまで褒めておいてなんですが一点だけ欠点があります。
これをメリットと感じる方もいるかもしれません。特にバブル世代の方は。
それは何かと言いますと。左ハンドルしかないんです。
左ハンドル?イイじゃない外車っぽくて。と言われればそうなのですが、
日本の車が右ハンドルなのには理由がありますから。
その理由を無視した車ということになってしまいます。
かつてバブル景気に溢れていたころは左ハンドル車はステータスシンボルの一つでしたが。
![](https://www.gullivlog.com/wp-content/uploads/2021/04/GOLD-THREE-POINTED-STAR.jpg)
ちゃんと理解をして購入してもらいたいので左ハンドルのデメリットも紹介します。
今回車といっしょに紹介していると長くなりすぎてしまうので
左ハンドル車のデメリットに関しては次回の配信でお伝えしたうえでGLKに代わる、
おすすめ右ハンドル車も紹介するとして、とりあえずメルセデスベンツGLKクラスの紹介を
進めさせていただきます。
メルセデスベンツGLKクラスは初代モデルが2008年に発売されました。
GLKの名前の由来はGLより短いよという意味です。
ドイツ語で短いを意味する言葉が”Kurz”のクルツ(良い発音で)ですのでこの頭文字です。
初代モデルのGLK300 4MATICは新車時の車両本体価格は675万円です。
まずここがベンツにしては安いんです。ベンツでは4輪駆動車のことを4MATICといいます。
この4輪駆動システムのシャフト位置の関係で右ハンドルが作れなかったので
右ハンドルが当たり前の日本向けには戦略的にやや安めの価格設定になっております。
パッと見、そんなに安いことはわからないデザインです。車内も高級感にあふれています。
中古車市場ですと走行5万キロ以下で諸経費込みで188万円から。
走行距離が多い多走行車であれば130万円くらいから購入可能です。
それでも10万キロ以上走っている車はほとんどありません。
2012年にマイナーチェンジをしてGLK350 4MATICとなります。
排気量を拡大し走りに余裕を持たせたうえで燃費向上も実現しています。
マイナーチェンジ後のモデルで走行5万キロ以下だと諸経費込みで245万程度からあります。
重要なのはマイナーチェンジ前後で見た目が大きく変わっているかということですが。
まず台数が少ないので近所で同じ車種となる可能性は少なく、
並べて比べることはないと考えれば大きな違いはありません。
並べてみればそりゃあ違いますが。
すぐ見てわかるのはリアランプがLEDになっていることくらいでしょうか。
![](https://www.gullivlog.com/wp-content/uploads/2021/04/GLKリア前後期.jpg)
左が前期、右が後期のリアビューです。
ここまで紹介してきましたが、デザイン重視の車です。
しかも車の全長はベンツのコンパクトセダン。メルセデスベンツCクラスより短いんです。
でもそんな小ささに見えません。それがこの車のいいところです。
迫力満点の大きく見えるデザインに取り回しのいいコンパクトなサイズ。
矛盾しているようなそんな車です。シートの高さは乗り降りしやすいように
SUVにしては低めの設定ですが当然セダンなんかよりは高い位置になるので
見晴らしはよく運転しやすいです。
角ばったボディは迫力あるスタイリングであると同時に四隅がわかりやすく
車両感覚が把握しやすくなっています。
いくらコンパクトとは言うもののSUVなので荷室の容量が気になります。
5名乗車できる状態で450L、後ろの席をたためば1550Lの積載量が確保されています。
数字だけ聞いてもピンとこないのでライバルにあたるBMW X3と比較してみましょう。
マイナーチェンジ前がお値打ちなのでマイナーチェンジ前のGLKと同年代の初代X3を比較します。
![](https://www.gullivlog.com/wp-content/uploads/2021/04/GLK-X3-ラゲッジ比較.jpg)
左がGLK前期、右がBMW初代X3。X3の方が壁面の張り出しが大きいように見える。
BMW初代X3は5名乗車時で荷室容量は480L、後ろの席をたためば1560Lで少々GLKより広い。
私はX3でキャンプに行ったことがありますが、このくらいの差であれば
どちらでも十分アウトドアにも使えます。
改めてX3とGLKを比較してみます。
GLK 全長4550mm x 幅1840mm x 高さ1670mm
中古車価格188万~
X3 全長4585mm x 幅1855mm x 高さ1675mm
中古車価格170万~
あれ?BMW X3の方が安いじゃん。話違うじゃん。
お値打ちなプレミアムコンパクトSUVって言ったのにBMWの方が安いならっそっちにするよ。
って思いますよね。私は安いとは一言も言っていません。お値打ちだと言いましたよね。
なぜ安いBMW X3よりベンツのGLKクラスをおすすめするかと言いますと、
BMW X3は170万円で買えるモデルからマイナーチェンジ1回、
フルモデルチェンジ1回しており現行の新車で買える車は170万円の中古車とは全く別物です。
170万円のは中古車感満点なんです。
![](https://www.gullivlog.com/wp-content/uploads/2021/04/X3-全景比較.jpg)
左が2010年式BMW初代X3後期型、右が最新型BMW X3。
ご近所さんにも『中古車買ったんだね』ってすぐわかります。
中古車市場に流通している台数も多く目にする機会が多いのがBMW X3です。
一方メルセデスベンツGLKクラスはもう新車では買えません。
生産終了している悪く言えば絶版車、
よく言えば初代モデルが最新モデルの最終モデルで型落ちになることはありません。
流通台数も少ないのであまり目にすることはないので
新しいとか古いとかを比べる対象がありません。
ここが私がメルセデスベンツGLKクラスをおすすめする一番の理由です。
![](https://www.gullivlog.com/wp-content/uploads/2021/04/GLK-X3-全景比較.jpg)
やはり近所の目や世間体は気になりますし、見栄を張りたいって気持ちもあります。
メルセデスベンツGLKクラスのメリットを改めて説明しましょう。
外観は比較的角ばっていてスクエアなフロントフェイス大きなボンネットフードで迫力満点。
大きく開いたグリルの中央には巨大なベンツのエンブレム、
スリーポインテッドスターが鎮座します。
その迫力あるデザインとは裏腹にベンツCクラスセダンより短い全長で小回りもきき、
取り回しやすさは抜群です。
角ばったフォルムにより車両感覚がつかみやすく
初心者や女性ドライバーにも優しいプレミアムコンパクトSUVです。
GLKクラスは一代目で生産終了していますので
同じシリーズで新型が発売されることは今のところ予定されていません。
![](https://www.gullivlog.com/wp-content/uploads/2021/04/GLK前後期-全景比較.jpg)
左が前期GLK、右が後期。これ以上新しいGLKは発売されていません。
直接新旧を比べられてしまう新型は出ない。私はこれが大きいと思っています。
絶版車なんてイヤ。なんてのはちゃんと考えていない証拠です。
![](https://www.gullivlog.com/wp-content/uploads/2021/04/LP400.jpg)
何となくイヤって言っているだけ。そりゃあお金があれば新車がいいでしょうけど
それが無理なら絶版車がねらい目だと私は思っています。
ライバル車であるBMW X3の方が同じくらいの年式なら安いですよ。
しかし私が今回対象としている見栄っ張りな外車乗りにとってはお得ではないのです。
BMW X3は完全に型落ちなんです。新型のX3は有名になりすぎました。
高速道路で罪のない人を追っかけまわして高速道路で停車して車から降りてきて。
新型X3がそれほど有名になってしまったので旧型のF25型のX3は誰が見ても型落ちです。
中古車は中古車らしくない方がいいに決まっているのです。
というわけで偏った持論を展開してきましたが
私の気持ちを分かって下さる方もたくさんいると思います。
あなたのその気持ちわかりますよ。
ただし左ハンドルしかないっていうところには気をつけてくださいね。
次回は日本で左ハンドル車に乗るデメリットについてお話しします。
それまで成約せずに我慢して下さい。
左ハンドルのデメリットを聞いて許せる人だけが
メルセデスベンツGLKクラスを買うことができるのです。右ハンドルはありませんから。
それでは今回はこんなところ。
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