【中古車の選び方】年式は古いけど古く見えない車を安く買う

↑新車価格約1,000万円が、中古なら走行5万キロ以下で250万円ほど。

↑ベンツCLSシューティングブレーク。

安くて古く見えない車に乗りたいよという方のための記事です。

これまでの配信では、生産終了した絶版車は新旧の比較対象となる新型車が

発売されないからいつまでも最新型だという暴論を吐いてきましたが、

実際に、ここ数年で絶版になった車は旧型という感じがしないんです。

確かに新しくないのは事実なんでその事実を歪めようとは思いませんが。

同じ年式の車でも絶版車の最終型と、新型車が発売されて、

特にフルモデルチェンジしたような車を見比べると

新型が発売されていない絶版車の方が古さを感じません。

例を挙げてみますと、2009年式のトヨタのウィッシュと日産セレナです。

↑2009年式のトヨタ ウィッシュ。12年落ちとは思えませんよね。

年式や走行距離はとりあえず忘れていただいて見た目だけでいうと、

トヨタのウィッシュは2009年~2017年に発売されていたモデルが最終型で

その後はプリウスαに統合される形で生産終了しています。

↑2009年式ウィッシュ。後姿も全然イイですね。

一方、日産セレナの2009年式は最新モデルから2世代前のモデルとなり

誰がどう見ても古臭さ満点です。

↑2009年式セレナ ハイウェイスター

↑2021年式セレナ

両者のデザインの違いもあるとは思いますが、

ウィッシュは最近流行り(はやり)のレンズの面積が小さいヘッドライトを採用しており

今でも違和感のないデザインですが、

日産セレナは最近でさえかなり人気がありますが2009年当時はもっさりした

さえないデザインで、私からすればたくさん積めて走りさえすればいい車でした。

↑左 ウィッシュと中央セレナが同じ2009年式です。

セレナに関してだけ言えば1999年式以前のまるっこいデザインの

初代セレナがまだデザインは好きでしたね。

↑初代セレナは丸っこくてけっこうかわいい。余談です。

私が初めて乗ったミニバンが初代セレナで車内の広さに驚いた経験があるので

若干のえこひいきがあるかもしれませんが。

というわけでガリバーのおすすめ中古車のなかにはデザインが比較的モダンな、

ここでいうモダンは今でも古さを感じないレベルということですが、

生産終了した絶版車というカテゴリがあります。特に最近生産終了になったモデルですね。

一般的に絶版車と聞くとメチャクチャ古い車を想像される方が多いのではないかと思います。

しかし絶版車と言っても最近生産終了となった比較的高年式の絶版車もあることをお忘れなく。

↑このトヨタ 「ヴォルツ」なんかは知る人ぞ知るトヨタのレア車です。

このカテゴリーに入る車はたくさんあるので一度に紹介しきれませんが

永遠の最新型絶版車としてちょっとずつおすすめしていきます。

いつまでも新発売のケンちゃんラーメンみたいですね。

早速ですが先ほど話に出ましたトヨタのウィッシュです。

2003年から2017年まで生産されていましたが、

さすがに初代は古臭いので2009年以降のモデルがおすすめの最終モデルとなります。

小さいけど十分な明るさのあるヘッドライトを採用していることで

今見ても古いと感じることがないデザインです。

↑細いですが、澄んだキラキラした目が素敵です。

今、流行の細めのヘッドライトを予見していたようで先見の明がありますね。

というか先にモデルチェンジしたホンダのストリームに寄せたと言われれば

真似したのかなとも思えますが。

普通であればここでウィッシュとストリームを比較したくなるところですが、

あえてウィッシュの後継車種は何かを聞かれればプリウスαです。

ストリームの後継車種は言わずもがなジェイドです。

ウィッシュとプリウスαはデザインがかなり違うので

ウィッシュの新型であると感じる人はまずいないでしょう。

↑左2009年式ウィッシュ、右2020年式プリウスα。どっちが新しく見えます?

しかしストリームとジェイドは比較的デザインが似ていて

ロールーフの3列シートという同じようなパッケージングのため

ストリームの新型がジェイドであると認識されやすくストリームは型落ちと判定されやすいです。

↑2013年式ホンダ ストリーム。ジェイドと似ているので、古い方という印象。

↑2018年式ホンダ ジェイド。ストリームの後継にあたる車です。

というわけで絶版車の最新最終型のメリットがありませんのでストリームはおすすめに入りません。

年式の古いストリームを買うくらいなら、

3列シートではありませんがホンダセンシングが装備された現行型のシャトルを買うかな。

型落ち感は排除したいので。

↑5ナンバーサイズ最大級の室内空間を誇るホンダ シャトル。たくさん積めて運転しやすい。

ウィッシュに話を戻します。ウィッシュの最終型の中古車相場は走行5万キロ以下で

諸経費コミコミ50万~210万円です。実燃費は12-13km/Lといったところです。

まあ年式のわりに悪くはない。3列シートも選べますし、4駆のモデルもあるので

キャンプや雪山へ行く方、ボディサイズもほとんどが5ナンバーサイズで取り回しがいいので

奥様やお子様も共同で使用するご家族でもおススメです。

改めて見ても本当に古さを感じないデザインです。

私もレンタカーのウィッシュで家族でスキーに行きましたがすこぶる快適でした。

3列目シートは大人も乗れますが狭いのでミニバンという感覚ではなく、

子供も含めて7人乗れるステーションワゴンです。

こんな感じで古臭さを感じない型落ちにならない絶版車を紹介することもありますが

今回のウィッシュに関しては古さは感じないもののそれなりに人気で

けっこう売れたみんなにおなじみの車なので新車だとは思ってもらうには無理があるでしょう。

2代目ウィッシュでヘッドライトが黄ばんでいる車を私は見たことがない

というのも実はおすすめする理由の一つです。

↑同年式程度のウィッシュとエスティマ。保管環境に違いもあるでしょうが。これくらい違います。

黄ばんだヘッドライトを磨いてコーティングするのはカー用品店に頼むと1万円ほどかかりますし、

何のスキルがなくても自分でできることではありますが

けっこう面倒な作業ですので黄ばまないに越したことはありません。

自分で黄ばみを楽に除去するには電動ドリルが必須です。

↓セルフヘッドライト磨き最安セットは以下から。軽微なものは2000番から磨けばO.K.。

磨くとはいっても、一度黄ばんでしまうと完全に元に戻すことはできませんから。

ヘッドライトが黄ばまない車という意味でもおすすめです。

私の愛車は春と秋の気候のイイ時期に半年に一回ヘッドライト磨き+コーティングをしています。

黄ばんでいないヘッドライトは磨いちゃダメです。せっかく新車時に施工されている超強固な

コーティング被膜を剥がしてしまうことになります。

保管環境にもよりますが新車購入から10年はヘッドライトを磨く必要はないでしょう。

今度、ヘッドライトだけ買える車も紹介してみようかと思います。

↓ヘッドライトだけって買うとけっこう高価です。がんばれば取り付けは自分でできそうです。

黄ばんでしまう前ならヘッドライトシートで保護してあげることもできます。

しかし、紫外線や熱を完全に遮断できるわけではないので完全な対策とは言えません。

やはりボディカバーをかけるか、屋内保管が最良です。

↓手軽に手間をかけない経済的な黄ばみ対策はヘッドライトシートで保護ですね。

今回は前置きが長くなってしまったのでトヨタウィッシュのみの紹介とします。

紹介する車が生活に密着しすぎて面白みに欠けますが。

批判記事の方がよく読んでもらえるんですよね。

今回はこんなところです。

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最後までご覧いただきありがとうございました。

ガリバーでした、バイバイっ。

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