本日は2021年2月8日(月)です。日に日にあたたかくなるのを肌で感じますね。
人生って時間を消費するだけで、大きな意味のあるものだと思っていないんですが、
生きているからには少しでも幸せを感じていたい。
そのために、休日には早起きしてフレンチトーストを作り、
オープンカーで出かけるのです。価値観は人それぞれですが、
私にとってオープンカーと家族は元気の源です。
精神的な病が疑われる方で花粉症が重くない方は、心療内科を受診する前に、
オープンカーで出かけてみてください。
イヤ、もしかしたらオープンカーが楽しすぎて、
相対的に嫌なことをより一層不幸に感じてしまうかもしれませんね。
なかなか難しい判断です。運転も楽しいですが、時には助手席も最高です。
運転は楽しめませんが、運転に集中しなくて良いので、
季節、風、空、時には雨や雪も、運転する以上に楽しめますよ。
というわけで、しつこいようですが、本日はオープンカーの紹介です。
アメリカンモダンレトロなデザインが特徴的な、
クライスラーPTクルーザー カブリオです。
屋根が開かないPTクルーザーは、おととい紹介したところで、
デザインモチーフになった、クライスラー エアフローのウンチクは、
第147回の配信でなかなか興味深い時代背景をお聞きいただけますので
そちらもよろしければお聞きください。
PTクルーザー カブリオは4人乗りオープンカーです。
4シーターオープンというと、BMW、ベンツ、プジョー308CC、ミニ、
レクサスISCやSC、フィアット500Cなんかがありますが、
後ろの席にまともに大人が乗れる4シーターオープンはなかなか少ないんです。
その中で、このPTクルーザー カブリオはトップクラスに後ろの席が広くて、
かつ、屋根を開けた状態でのトランク容量も広い、
非常に使い勝手のいいオープンカーです。
後部座席の足元スペースは4ドアセダンに近いほど十分にあり、
運転席が適正なドライビングポジションにあっても、
膝が前の席の背もたれにあたることはありません。
2ドアですので、どうしても4ドアモデルより後部座席への乗り降りは不便になってしまいますが、
助手席の背もたれが前方へ倒れるだけでなく、背もたれが倒れると同時にスライドする、
チップ&スライド機能のおかげで、ストレスなく乗り降りできます。
特にオープンの状態ですと、頭上も気にしなくていいので乗り降りは容易です。
PTクルーザー カブリオはオープン状態でもロールバーが残りますので、
車がひっくり返るときのことはあまり考えたくありませんが、
安全性が高く、ボディ剛性も確保され、不安なヨレ感はありません。
ただし、先ほど乗り降りも容易だと言いましたが、
ロールバーをくぐって後部座席に腰掛けることになるので、
あまり気を抜きすぎると、ロールバーに頭をぶつける恐れもありますので、
そこはお気を付けください。素直にシートに腰掛ければ、
頭をぶつけることはないとは思いますが、素直にいかないとぶつけそうな気もします。
幌は車内のロックをはずすのだけは手動ですが、
あとはスイッチ操作でたった約10秒でオープンにできます。
時速20km未満であれば、走行中でも開閉可能です。
正式には時速12マイル以下となっているので、キロに直すと、
時速19.31km以下ですね。オープンカーにとって、
いかに簡単にオープンにできるかはかなり重要です。
せっかくオープンカーに乗っていても屋根を開けるのが億劫では、
せっかくのオープンカーが台無しです。ちなみに私は、
年間200日くらいは屋根を開けてます。
意外と少ないとお思いかもしれませんが、さすがに雨や雪の日は開けませんし、
真冬の夜は開けません。しかし、真夏の炎天下では汗をダラダラ流しながら、
水分と塩分をちゃんと取りながら、しっかりオープンで乗ってます。
海に行ったわけでもないのに、どこに言ってきたの?と、
バカンスに行ったと思われるほど、こんがり日焼けしてしまいます。
話を戻しましょう。特に、屋根がハードトップではない、
幌のオープンカーはロードノイズなど、外の音が車内に入ってきてしまうので
静粛性が低いのが当たり前になってしまっていますが、
PTクルーザー カブリオは3層構造の幌と、ドアを開けたときに、
サイドガラスが1cm下がり、閉めた後1cm上がることで気密性が高まり、
車内はオープンカーらしからぬ静粛性を確保している、という小技を持っています。
そして、この幌はトランクスペースを圧迫しません。
開けた屋根がトランクスペースに収まるので、オープン状態だと、
トランクにほとんど物が入らないというのはオープンカーあるあるです。
しかし、PTクルーザーカブリオは開いた屋根は小さくたたまれて後部座席の後ろに、
小さく格納されますので、屋根を開けても開けなくても、
トランクスペースは全く同じように使用できます。
大人4人がゆったり乗れて、トランクスペースも十分確保されていて、
こんなにボリューム感あるデザインのアメ車だと、さぞかし大きな車で、
日本国内で、ましてや東京都内なんかでは普通に運転できないほどの、
取り回しの悪さだと想像することは容易です。しかしこの車、なかなかコンパクトなんです。
横幅はトヨタ カローラセダンとほぼ同じで、全長はカローラより16cmも短いんです。
運転が苦手な方でも、日本国内で普通に乗りこなせます。
ただし、2点だけお気を付けください。普通に走っているときは気になりませんが、
最小回転半径が6.1mと大型SUV並みですので、小さくUターンする必要がある場合は
回りきれないこともあると思いますので、お気を付けください。
あとは、これは2ドア4シーターあるあるなんですが、
後部座席へのアクセスを楽にするために、ドアが長く作られています。
狭い駐車場だと乗り降りしにくいので、例えばお店の駐車場なんかであれば、
お店の出入口から近い場所よりも、遠くても余裕を持って駐められる場所をおすすめします。
走りこむタイプの立体駐車場では、柱の横がおすすめです。
柱の場所に他の車は来ませんからね。そして気になる価格です。
2005年式、走行距離約5万キロ、修復歴なし、左ハンドルで約90万円。
右ハンドルモデルだと、2008年式で約130万円です。
PTクルーザー カブリオは全て、レザーシートが標準装備されていて高級感があります。
では、ちょっとまとめてみましょう。PTクルーザー カブリオのメリットは、
大人4人がゆったり乗れるオープンカー、後部座席へのアクセスも楽々、
10秒で開閉できる幌、屋根を開けても圧迫されない広々トランク、
高い静粛性、ロールバー装備で安全性もO.K.、
1930年代のクライスラー エアフローをモチーフにしたアメリカンモダンレトロなデザイン、
広いのにカローラより小さな車体で狭い日本にピッタリ、
アメ車はヨーロッパと違ってレギュラーガソリンでO.K.。
メリットはこんなところですね。一方、デメリットというか、注意点は、
最小回転半径が大型SUV並みなのでUターンするとき注意。
ドアが大きいので駐車場は左右が広く開けられる場所に駐めましょう。
後部座席に乗る際は素直に乗らないと、ロールバーに頭をぶつけます。
以上ですね。はじめから、レトロなアメリカンデザインのPTクルーザーですが、
以前紹介した、キャルルックも似合いそうな気がします。
よくある、赤や、黒や、白もかっこいいですが、ターコイズブルーに全塗装して、
クラシックカーによく履かれている、ホワイトリボンタイヤをつけたら
けっこうアメリカ西海岸風のキャルルックになるんじゃないかと思います。
内外装はほとんどいじる必要のないデザインですのでそのままか、
かわいいデザインのシートカバーをつけてもいいですね。
しかもカブリオなら、カリフォルニア感が増しますよね。
キャルルックに関して気になる方は、146回の配信をお聞きください。
このブログの内容は、 STAND.FM ガリバーのおすすめ中古車ラジオ に
毎日配信していますので、よろしければ聞き流しにご利用ください。
私、 ガリバーの楽天ROOM では、おすすめのカー用品、
災害時にすごく役立つ楽しいキャンプ用品を紹介しています。
最後までご覧いただきありがとうございました。
ガリバーでした、バイバイっ。
コメント