ディーゼルエンジンのメリット・デメリット・注意事項!

本日は2021年3月14日(日)です。ホワイトデーですね。

バレンタインデーのお返し忘れてませんか?

ちゃんと練りに練ったデートプランを立てているでしょうか。

新型コロナウィルスを気にしつつ、自己満足にならない、

相手のことを最優先に考えたデートプラン。

私は、子どもの世話や、家事のお手伝いを放り出して、

チョコレートフルーツタルトを作っています。

ガリバーと息子作、チョコレートフルーツタルト

私が、チンタラとタルトを作っているので、奥さんはとっても忙しそうですね。

ダメなホワイトデーの典型です。

別にだれも望んじゃいないのにスウィーツを手作りするっていうね。

手間はかかるし、味だってお店の方がおいしいだろうし。

今日の私は自己満足の神様です。

というわけで、本日は、ディーゼルエンジンのメリットとデメリットについてです。

最近、特にマツダがクリーンディーゼルエンジン、

SKYACTIV-Dを数多く導入していますね。

6速マニュアルもあり、楽しそうな車がたくさんあります。

かつて、マツダ車は下取り価格が安いけど、

マツダディーラーでならそれなりの価格で下取ってくれるということで、

一度マツダを持ってしまうと、次もマツダ車になってしまうことを、

マツダ地獄と呼ばれたこともありますが、

今はそんな時代のことがなかったかのように魅力的な車を数多く生み出しています。

そんなマツダ自慢のディーゼルエンジンについて、メリットから見ていきましょう。

一つ目のメリットは燃料が安いということです。

知らない方は少ないとは思いますが、

ディーゼルエンジンの車はレギュラーガソリンやハイオクガソリンではなく、

軽油という燃料で走ります。軽油とは軽い油と書きますが、

軽油は軽自動車用の燃料だと思っている方はけっこういるみたいです。

というか、いたみたいです。以前に比べて、軽自動車の保有台数が増えていて、

軽自動車に乗ったことがある人も増えているので、

軽油は軽自動車用の燃料じゃないことは常識のようになっていますが、

実はまだ軽油は軽自動車用の燃料だって思っている人、けっこういるみたいです。

ガソリンスタンドにでっかく値段が出ているので何となく、

軽油って安いんだということは知っている方も多いと思いますが、

レギュラーガソリンよりだいたい1リットル当たり10円くらい、

ハイオクガソリンより1リットル当たりさらに10円くらい安いんです。

1回の給油で50L入るとして、軽油とレギュラーで500円の差、

軽油とハイオクでは1000円の燃料代の差になります。

燃料消費量もディーゼルエンジンの方が優秀です。

マツダのCX-30の新世代エンジンのSKYACTIV-Xじゃない

ガソリンエンジンのSKYACTIV-Gモデルと、

ディーゼルターボのSKYACTIV-Dを比較すると、

ガソリンエンジンの燃料消費はカタログのWLTCモード燃費で

ガソリン1リッターあたり15.4km走れます、

一方、ディーゼルターボモデルは軽油1リッターあたり19.2km走れます。

最高出力、いわゆる馬力はガソリン車の方が強いんですが、

最大トルクは燃費が良いのにもかかわらずディーゼルエンジンの方が上です。

speed freakより引用

トルクが大きいというということは、

エンジンが1回転するときの力が強いということなので、

ディーゼルエンジンは低い回転数でも力強く走る。

でもディーゼルエンジンは回転数をあげるのに向かないので、

トルクx回転数で計算される、最大出力はあまり高くない。

一方、トルクが低いガソリン車はエンジン1回転する力は弱いけど、

高い回転数が得意なのでアクセルを踏み込んでエンジンの回転数を上げてやれば、

最大出力はディーゼルエンジンよりも強くなるということです。

普段の運転では、アクセル踏みこんでエンジン回しまくるより、

燃費を気にしてあまりアクセルを踏み込まない運転の方が多いと思います。

こういった、アクセルをあまり踏み込まずに、エンジンの回転数が低い、

いつもの運転の状態では、ディーゼルエンジンの方がパワーがあって

ストレスなく走ることができます。

以上が、ディーゼルエンジンのメリットですね。

燃料の価格、燃料消費量が低いのに、普段使いのパワーがあるということです。

続いてデメリットですが、ディーゼルエンジンときいて、

トラックやバスのエンジンを想像する方もいると思います。

まさにその通りで、低い回転数で強い力を発揮しますので、

重いものを動かすのに向いています。

しかし、想像してみてください。トラックやバスのエンジンって、けっこううるさいですよね。

あれは、エンジンが大きいからという理由だけではなく、

ディーゼルエンジンだからです。

なぜディーゼルエンジンは、うるさいのか。

その理由は当然ですがエンジンの構造にあります。

ガソリンエンジンにあって、ディーゼルエンジンにないものがあります。

それは、スパークプラグです。ただ単にプラグと呼ばれる事もありますが。

スパークプラグの働きは、燃料に火をつけることです。

ディーゼルエンジンにはスパークプラグがないのに、

火をつけなくてどうしてエンジンが動くのか。

それは、火をつけてやらなくても勝手に火がつく構造になっているからです。

ガソリンエンジンはガソリンと空気が混ざった気体をエンジンに送り込んで

スパークプラグで火をつけて爆発させてエンジンを回します。

一方、ディーゼルエンジンは空気だけをエンジンに送り込んで高圧に圧縮して、

圧縮された空気は温度が上がりますので、

その高い圧力に圧縮されえた温度が高い空気の中に、

軽油を噴射させると勝手に火がついて爆発する。

こんな原理になっています。ディーゼルエンジンは、軽油が自然着火するほど、

高温高圧に圧縮されてから燃料を噴射して爆発させるので、

一回爆発したときに生まれる力も強いんですが、振動も大きくなります。

この事により、トラックやバスなどを見たらわかるように、

振動が大きくうるさいエンジンなんです。

しかし、最近のクリーンディーゼルと呼ばれる車は乗っていても

ガソリン車と同じように静かです。

音を遮る、遮音性能が向上したからです。

しかし静かなのは乗っているときだけ、街を歩いていると、

高級外車でもディーゼルエンジン車はエンジンの音が大きめです。

乗っている人は静かでも、周りから見ると、

ちょっと音が大きいので高級感や上質感でいうと、

ガソリンエンジンの方が上です。

乗ってしまえば静かなら問題ないと言えばそうなんですが、

長く乗りたい場合は、音や振動を吸収してくれている、

エンジンマウントなんかのゴム部品が劣化してくると、

新車と同じように車内は静か、というわけにはいかないでしょう。

次に、エンジン内部にススがたまりやすいということです。

高速道路などで回転数を比較的高く、長距離走る場合はススはたまりにくいのですが、

ストップアンドゴーが多い町乗りでは、ススがたまりやすくなります。

ススがたまると、パワーダウンや燃費の低下につながりますし、

たまりすぎると警告灯がついてしまう場合もあります。

特に、排気ガスをクリーンにする装置のDPF(ディーゼルパティキュレートフィルター)には

ススがたまります。これと同時に吸気系にもススがたまる。

この対策として、最近のクリーンディーゼル車にはDPF再生という機能が備わっています。

一定以上の速度で一定以上の時間走ると、DPFに溜まったススを燃焼させてくれる機能です。

しかし、低回転で短時間、短距離移動のチョイ乗りが多いと、DPF再生が行われないか、

DPF再生が中断してしまいます。

低回転でもパワフルに走ることができるディーゼルエンジンですが、

短い距離を燃費を気にして回転数を上げずに日々走り続けると

エンジンの不調につながります。

ディーゼルエンジンは、元気よく長距離走る方に向いているんです。

燃費を気にしてディーゼル車を購入される方も少なくないでしょうから、

この事を知らないと、燃料を節約しようと、低回転で走って、

ススが取り除かれない状況になりがちです。せっかく燃料も安いし、

燃費もいいのでディーゼル車の乗る場合は元気よくエンジンを回して走りましょう。

エンジンオイルの交換もガソリン車よりディーゼルの方が頻度が高く、

クリーンディーゼル車は排気ガスをキレイにする機能や、振動や音を抑える機能、

燃焼時の負荷が大きいため、エンジン自体もガソリン車より頑丈に作る必要があり、

車両価格も高価になります。

デメリットと言えるのはこんなところですね。あとは、ガソリン車と違う注意事項です。

ディーゼル車でのガス欠は厳禁です。

ディーゼル車は、ガス欠すると燃料系統に空気が入ってしまってエンジンがかからなくなります。

そうすると、エア抜きという作業が必要です。

最近のクリーンディーゼル車は、ガス欠になる前にエンジンを停止してエアが入るのを防いだり、

所定の手順で自分でエア抜きができる機能を備えているものもあるので、

取扱説明書をよく読んでおきましょう。

まずは、警告灯がついたら無理して安いガソリンスタンドを探したりせずに、

すぐに燃料を補給しましょう。もう一つの注意点は、軽油は凍ります。

そして、日本国内の軽油は、何種類かあって、寒い地域の軽油と、

暖かい地域の軽油は成分が違います。

例えば、新日本海フェリーの「あかしあ」に乗って京都府の舞鶴から、

北海道の小樽まで約丸一日で行けて、小樽に夜到着します。

ディーゼル車で燃料満タンで行って北海道の軽油を給油せずに夜を明かしてしまうと、

軽油が溶けるまでエンジンがかからない場合がありますので、

出発時点で燃料をある程度減らしておいて、

現地についたら寒くても凍らない成分の軽油を給油するようにしましょう。

ディーゼルエンジンのメリット、デメリット、注意事項でした。

私自身も、マツダのクリーンディーゼルの購入を検討したことがあります。

低回転からパワフルで、6速マニュアルのある、

燃費もいいのできっと気にせずどこにでも行けると思って。

どんな運転したら燃費良くなるかなって考えていました。

ディーゼルエンジンは丈夫だから25万キロくらい乗れるかなって思っていました。

しかし、ディーゼル車の省エネ運転と、長く快適に乗ることは両立しません。

ディーゼル車をおすすめできる方は、一回の使用が20分以上で元気よく走る方です。

チョイ乗りが多い方は、ガソリン車ですね。

チョイ乗りであればプラグインハイブリッドか電気自動車であれば燃料代はかかりません。

1日に15キロ程度、年間300日乗るとして、

燃費約15km/L、レギュラーガソリン1リッター140円として、

年間4万2千円のガソリン代がかかりません。

電気自動車と同じクラスのガソリン車だと、

購入価格が100万円程度は電気自動車の方が高いですので、

ガソリン代や、自動車税減税や免税、補助金など合わせても、

ユーザーの経済的には電気自動車はのトータルコストはまだまだ高いですねっと、

話がそれました。ディーゼルエンジンは週に一回くらいは20分以上元気よく走りましょう、

ガス欠には注意して、寒い地域へ行くときは軽油は凍るということを覚えて、

軽油は軽自動車用の燃料じゃないことも覚えておいてくださいね。

最近の自動車離れの世の中だと、軽油=軽自動車の燃料と思っている人、

普通にいそうです。本日はこんなところです。

本日はこんなところです。

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