おしゃれなお手頃欧州ミニバン プジョー リフター

ミニバンって一度使ったら離れられなくくらい便利で快適だけど、

みんな同じ車に乗ってるのがイヤっていう方に。プジョーリフターの紹介です。

以前、日本国内で正規輸入販売されていない、

プジョー トラベラーを紹介させていただきました。

この時も、他の人と同じはイヤだっていう人向けだったんですけど、

トラベラーは全く正規輸入されていないので、並行輸入する必要があり、

納車まで時間がかかるし、正規ディーラーで買えないので、

メンテナンスが不安だったり、どうしても価格が高くなってしまうんです。

安くても550万円くらいからです。

というわけで、もう少し手が届きやすい価格で、国産車を買うのに比べて、

ちょっとだけ背伸びすれば買えそうな車。

それが、プジョー リフターです。

シトロエン ベルランゴと兄弟車ですが、

私が個人的に、プジョーリフターの方がデザインが好きなので、

今回はリフターの紹介ということにします。

まず、日本国内で販売されている、リフターは2列シート5人乗りのみです。

3列シートの設定はありません。

3列シートのリフターに乗りたい方は、並行輸入を業者さんにお願いしましょう。

しかし、どうせ並行輸入するなら、プジョー トラベラーにしたいですね。

リフターは同じデザインの車が正規輸入されていますが、

トラベラーは並行輸入品しかないので、

トラベラーの方が圧倒的に他の人の車とかぶりませんし、

ボディサイズがミドルサイズミニバンサイズから、

アメリカンフルサイズミニバンくらいのトヨタ グランエースくらいの大きなサイズまで

いろいろ選べます。

あのでっかいプジョー見たことないけど何?ってなります。

で、今回は、プジョートラベラーよりも小さい、プジョーリフターなんですが、

わかりやすくするために国産車とサイズを比較すると、

コンパクトミニバンのホンダフリードより長くて、ミドルサイズミニバンの日産セレナ

より短いっていう感じですね。

リフターは幅が広くてセレナより15cm広い。

アルファードと同じ185cmの幅があります。

多少たくさんお金を出してもヨーロッパ車を買う理由はやはりデザインですよね。

とくに、ミニバン大国ともいえる日本では、

ミニバンはこれ以上どう工夫して便利に快適にできるかわからないほどに、

完熟しきっています。

そんな日本のミニバンに対して、

安全性、利便性、快適性において、ヨーロッパ車はいかに対抗するか。

プジョーリフターはよくできています。まずは収納力の高さ。

センターコンソールやインパネ、各ドアポケットなどには

国産ミニバンと遜色なく収納スペースが用意されています。

さらに、室内空間が上下に高いと、どうしても上の方のスペースが使いきれず、

無駄になってしまいますが、プジョーリフターには多くの頭上収納があります。

プジョー・シトロエンではおなじみのガラス張りの屋根、

パノラミックルーフが装備されており、その中央には、

光を通す半透明の棚が装備されています。

そこからさらに棚が伸び、運転席と助手席の頭上までが、

バッグインルーフと呼ばれる棚になっています。

電車の網棚的な使い方なんでしょうが、

半透明な部分に何を見せて収納するかはセンスが問われそうです。

さらに、ラゲッジスペースの天井にも吊り戸棚が装備され、

室内からも、リアゲート側からも入れ出し可能。

デッドスペースになりやすい場所をうまく活かしています。

メインのラゲッジスペースについては、5人乗車できる状態で、

奥行き約1m、2列目シートを収納して、2名乗車の状態で、奥行1.88m。

男性が足をのばして横になれる広さがありますし、

以前、車中泊におすすめと紹介した、2列シートミニバンのフリード+や

シエンタファンベースより車両の横幅が15cm広いので、

ゆったりと休むことができます。

もし、身長2m近い方が車中泊する場合は、

助手席も格納することで全長2.7mの長ーいスペースがうまれますので、

人類全員の車中泊に対応しています。

トノカバーの取り付け高さが2段階に調整できますので、

高い位置にトノカバーを設置すれば、天井収納と、

トノカバーの上に荷物を置いて、ベッドとなるスペースをゆったり使えそうです。

トノカバーの耐荷重は20kg程度だそうなので注意が必要です。

あとは、起き上がった時にトノカバーに頭をぶつけないように。

収納力については、これくらい説明できれば、

国産ミニバン並みかそれ以上に安心してもらえたと思います。

リフターの装備でおすすめなのが、巨大なリアゲートです。

この巨大なリアゲートを開ければ、急な雨でも十分雨宿りできるだけのスペースがあります。

アウトドアでは便利な巨大なリアゲートですが、

普段使いとなるとそういうわけにはいきません。

駐車場でリアゲートをフルオープンするとなると、

クルマの後方にかなりのスペースが必要になります。

ヨーロッパ車ですから、国産ミニバンみたいな、

狭い日本の駐車場に対応した設計になっていないのは仕方ありません。

と、思っていたんですが、このせまーい日本の駐車場のことまで考えてくれていました。

さすが、いま日本で人気急上昇中のプジョーシトロエンアライアンスです。

日産セレナのリアゲートのように、ガラス部分だけ開閉できるようになっており、

クルマの後方にスペースがなくても開閉可能なんです。

さらにトノカバーの上に20kgまでの荷物を置けるので、

ガラスハッチのみを開閉して、トノカバーの上へ荷物を出し入れできます。

リアゲートの雨宿り的な使い方は、よくライバルとして紹介される、

ルノーカングーの観音開きドアでは不可能ですね。

ちょっとだけ欠点を言っておきます。

プジョーリフターの2列目シートはスライド機能がありません。

収納や利便性はそんなところですね。

ヨーロッパ車で気になるところは燃料なんですが、

ヨーロッパ車は基本的にハイオク仕様なんです。

でも、リフターは軽油でO.K.なので燃費も燃料代も経済的で太いトルクでパワフルに走れますね。

デザインに関しては、価値観は人それぞれなんですが、

よく比較されるカングーのような商用車的な内装ではなく、

ちゃんと高級感のあるオシャレな内装です。

とくにステアリングが小さく、上下はフラットな形状でステキです。

安全装備に関しても、停止まで対応する追従式のアダプティブクルーズコントロールと

レーンキープアシストで高速道路での半自動運転にも対応。

当然、衝突軽減ブレーキも装備しています。

この快適運転装備に関しては、ルノーカングーには設定がありません。

最後に価格に関して、プジョー リフターは2019年に日本で発売されたばかりですので、

中古車市場ではまだあまりお値打ちではありません。

諸経費コミコミで360万円くらいからです。

国産ミドルサイズミニバンや、ルノーカングーと比較して約100万円程度割高です。

メンテナンスも国産車と比べたら部品代など割高ですので、

コストパフォーマンス最高とは言えませんが、

他と違う、オシャレなヨーロッパ車、

しかもまだまだ新しい車に乗るにはこれくらいは仕方ないかもしれません。

しかし、輸入車は国産の人気車種に比べて、

中古車の値段が下がりやすい傾向がありますので、

中古での購入はもう少し様子を見てもいいかもしれませんね。

プジョーリフターの今後の値動きに注目です。

めちゃくちゃかっこいいんでそんなに値下がりしないような気もしますが。

本日はこんなところです。

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最後までご覧いただきありがとうございました。

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